少しずつ寒くなっている日で
ことに雨なぞが降りそぼっていると
どうしても外出がおっくうになる
外の景色を
何の気なしに観ている
霧雨にけぶり
街並みが
寒気とあいまって
滲んで見える
その時の
景色と
それに打たれた心を
克明に切り取って
そのことを残す文化が
日本にはある
俳句や短歌である
雨のひまにまかせて
啄木をひも解く
たはむれに母を背負いて
そのあまりの軽きに泣きて
三歩歩まず
うーん
郷里に帰りたきものだ
われは大丈夫なれど
そを生みし母も今は
何歳になったのであろうか・・・・
なんとなく汽車に乗りたく思いしのみ
汽車を降りしに
ゆくところなし
あるよな
こういうことも
こころよき疲れなるかな
息もつかず
仕事をしたる後のこの疲れ
これもあるし こうありたし
仕事とはこういうものかもしれない
はたらけど
はたらけど猶わがくらし楽にならざり
ぢっと手を見る
これもこれも
赤貧の日本の暮らし
その連綿とした続きにある
今の飽食の暮らし・・・・
友がみなわれよりえらく見ゆる日よ
花を買い来て
妻としたしむ
やはり家族が一番
最大の味方はやはり家族なのである
ふるさとの
なまりなつかし
停車場の人ごみの中に
そを聴きにゆく
若かりし日のわれとわが友
互いに里のことばで
大いに論じたものだ
人生につき
政治につき
この日本につき
そのようにして若者は
どのように成長していくのだろうか
雨もまたよしなのである
1 件のコメント:
以前にも 書いたけど せっかくだから
自分でも 詠んでみましょう まず一首
人生が 広がるかもよ 五坪ほど
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