2008年11月22日土曜日

山陰のよる

羽田を飛んで山陰の空につく頃は
空はもう暗くなっていた

出雲の空港に降り立つと
くっきりと風が冷たい
バスに乗り込んで出雲から松江に向かう

昼の晴れた日には
右側に雄大な宍道湖が見えるはずだが
今は克明な闇だけだ

都会に住みなれていると
夜になっても
人工的な光が潤沢にあるせいで
久しぶりにくっきりとした
自然の暗さに接すると
それだけで自然の厳しさみたいなものを
感じてしまう

バスを降りた
日本海の風が肌身を切るように冷たい
久々に両の手を口元に
近づけ少しでもと暖をとる

そんな寒い距離も
歩いて10分
目的の暖簾をくぐる

瞬間 急激な温度差が
眼鏡を曇らせ
一瞬視界が遮られるが
行き慣れた店ゆえ
それほどの不安も感じない


おうと旧交を温めるのは3か月振りだろうか
お通しの刺身の舟盛は相変わらず威勢がいい












きんめの刺身は
あとから煮付けに変身してもらおう
冬の味覚を満喫しながら
話も弾む
蟹が着た
まずは刺身で

そして焼きガニ

締めは蟹の味噌汁と
カニみそ茶漬け



日本人でよかった
山陰も日本の中の
誇ることのできる
エリアの一つだ
日本は春夏秋冬
とてもいい顔を見せてくれる
それを受け止めることが
できるかどうかも
日本人として
修養が必要なようである

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