2012年3月18日日曜日

雑感

世の中を見回してみると
どうだろう

人材というべきものがいそうですくない

といえど世の中がそれなりに回っていることからすると
私の知らないところで
有為な人材が一生懸命に頑張っているのだろう

自分にとって尊敬できる人が
自分の周囲にいると断言できる人は
それだけで一つの幸せをつかんでいると言っていい

その人を忠実に模倣することによって
それなりの技能や方法を身につけることができる


自分のことを考えてみる

この人は!と思える人がいるだろうか

自分の目が節穴なのか
今のところはっきりとは見えない
というかいない

となれば
有為な人材とはいかなるものなのだろうか

何をもって有為というのだろうか

出世をもって有為というのだろうか

世間的にはそういっても間違いではないのかもしれない

といえどある程度社会生活を営んでいると
出世というのは
時の運がかなりのウェイトを占め
その人本人の能力は
それほど影響しないのかもしれないとは
うすうす感じてきている

単なる仕事の進め方だけ比較すると
ほぼ五十歩百歩の人同士に
いつの間にかポストの差ができている

それは
その人の能力というよりも
どの派閥にいつの間にか属していたかで
サラリーマンとしての
階段の昇り方も変わってしまう

たまたま景気のいい部署の上司が
たまたま時の勢いで出世すると
下のモノはそのおこぼれをもらう

やるほうももらうほうもどうかとおもうが
それほどのレベルの人間が大勢をしめるから
それはそれで仕方がない

それで世の中はどうにかまわってもいる

といえどそこにその人の抜きんでた能力というものはない


有為な人材になるにはどうすればいいのか

本を読むことだろうか

本を読んで
肉体を鍛えることだろうか

それだけだろうか


何か決め手のようなものがあるだろうか

なぜ有為な人材になりたいのだろうか

自堕落ではいけないのであろうか
怠けものではなぜいけないのであろうか


自分がやりたいことはなんなのだろうか



雨の日はいろいろと考える


階上の家人がうるさい
今日引っ越してきたようだ

家具や何やをはこびこんでいるらしい

先ほど玄関をピンポーンときた

ナンヤと出ると
階上に今日引っ越してきたものですと
菓子折をもって夫婦であいさつに来た

ゴマひげをはやしたいかにもオジサンだ

出身が鹿児島という

私もですよというと
一気に笑顔が弾んだ

その夫婦が持ってきた菓子折りは
かすたどんだった

2012年3月17日土曜日

本日霧雨

3月も半ばなのに
相変わらず寒い

今日は霧雨で周りがしろい

ようやく週末を迎えた金曜日は
すこし夜更かしして
今朝は目覚めたのが八時前

しかしながら体の調子は悪くない

おやきを二個食べて
スポーツジムにいく

筋力トレを30分

から始まり自分で決めたメニューを愚直にこなす


帰りついたのは4時前

相撲を見て
すこぶる腹が減ってきた

かみさんと近所のホルモンにでかける



久々に飲んでくった

うまいもんを食うために日々を生きている

そんな言い方も
間違ってはいない

2012年3月13日火曜日

福島への

今日の福島への出張は譲れなかった

途中他のアポイントが入ったりしたが
すべて断った

福島といっても郡山での日帰り出張である

商談場所は郡山からタクシーで10分ぐらいと聞いていた


といえど少し早目についたので歩くことした
というか最初から歩きたくて
早目につくように動いた

3月も半ばに入るのに
頬をうつ風は冷たい


冬の日差しに照りかえる福島の国土を
少しでも体感したかった


昨年から思いがけず国際語にもなった
fukusima


といえど何も変わることなく在り続ける
東北の一つの地域である


風が寒く
目的地に着くか心配になった

風吹きすさぶ街路をかれこれ一時間歩いた

久しぶりに会う人たちの顔を思い浮かべて歩いた


耳元には
坂の上の雲のテーマを何回も繰り返した


緑の風景を見て
独り静かに涙がこぼれてきた



帰りの新幹線の窓から
美しい夕日が見えた

耳に流す音楽は
三丁目の夕日を繰り返し流した

山の稜線を照り返す夕陽は
どのように見つめ直してみても
美しかった


こんなに美しい場所に自分が同時に在ることが
不思議に感じられた


映画の特撮など使わなくても
美しすぎる日本の国土が
我々には身近にある


そんな日帰り出張だった

一年たった

一年たった日のテレビ報道はさすがにすごかった

いろいろな人の震災からの影響のエピソードが流れ
その話で涙も出た

日本は本当にこの衝撃を受けたのだなあと
ぼんやりと思った

とおくで消防車のサイレンが鳴っている

この寒いこの時間にも
何か事件がおこっているのだろう

他人事のように
かすかにこだまするサイレンを聴いた

この小さな日本列島は
大きなプレートの上に
ちいさく存在しているという

プレートが
何かのはずみで
はじけるとその小さな小さな土の隆起は大きな衝撃を受ける

その小さな土の隆起に
小さな人間は右往左往と生きている

3月11日は
悲しい日である

悲しくてむなしい日である


そんな日でも
人間は腹が減る

どっかでは大いに酒に酔ってもいる

人生は幾様にも変化する

2012年3月10日土曜日

明治からいま

明治時代の日本は
周りに獰猛な獣に囲まれた羊のようなものだった

あたたかい眠りから
強引に揺り起され
半ば強姦のごとくその玄関口を開けられた

生温かい囲われた室内に
凍てつくようにつめたい外気が
容赦なく吹き込んだ

明治にいきるか弱き日本人は
それでも自分たちの一身独立を願った

といえど願ったのは一部の気概ある日本人で
その他大勢の大衆日本人は自分のおかれた環境の変化を
しっかりと正確に把握することなどできなかった

いってみればなすがままに任せた

といえど一部の気概なる新生日本人は他国に凌辱されることを許さなかった

許さないために自分を鍛えた

いかなる恫喝にもひるまない頑健な心身を作り上げるために
厳しく自己を律し鍛えた

鍛えて実際に戦った

周りにいるにやけた獣どもに
一撃をくらわせた

そんな気概ある日本人の中心となる世代が
30代から50代だった

かれらはその与えられた環境で
自分達の国家を護るために自分を鍛えた

そんな象徴的なドラマが
坂の上の雲に描かれている


なんども観ている


ギャーギャーうるさい雑音をまき散らしている
テレビ番組に吐き気がし
いつも【坂の上の雲】のDVDを再生する

なんども観ている

なんども観るたびなんども目頭があつくなる

かれらのひたむきで純粋な生き方に引き込まれる

いまよりなにもなもなかった時代の人たちの生き方に
ひきこまれる


そんな世代に自分もある

40代なのである

かれらの延長先上の同じ日本に在る

真之は芝に自宅をかまえた

自分のいまの職場は芝である

内容は極端に違えど
その場所
彼らが命をかけて護ったこの国の土だけは変わらずに同じくあるのである

選挙ポスター

人間の一生なんてものは
所詮ははかない

散歩の途上に
古ぼけた選挙ポスターがあった

陽に褪せて
雨風にさらされた候補者の顔は
なんとも観るに堪えない

写真の候補者は
真っ赤なネクタイをしめ
あつく拳をつきあげ
この国をなんとかかんとかと
主張しているようである

民主党公認とあった

公認されるほど彼が何事をしたのだろう

人の短い人生の時間で
その人は何らかのことを人知れずこなし
とりあえずは民主党公認となったのだろう

かれは当選したのかもしれない
自分の住んでいる場所の候補者ながら
顔は知りもしないし
かれがその政治生命をかけて何をなそうとしているのかさえ
わからない


人の一生はとても短いものだ
何をなそうにも時間があまりにも短い


震災から1年を迎えようとしている

テレビではいろいろな報道をしている

人間が作ったものは
破壊されつくしたが
自然が作ったものは前と変わらずそこに在る

という被災地の人のコメントが耳に残った

この日本はこの一年でどのように時間を過ごしたのだろうか

変わったのか、変われたのか

もしくはまったく変わってないのか
変わろうとしないのか


こんな大きな衝撃に対しても
過ぎ去れば何でもなかったようにすごしてしまうのが日本人なのだろうか

かなしみを忘却できるのは
人間に与えられた能力の一つだという

心機一転立ち上がる原動力になるからである

といえど
これだけの衝撃をうけても
変われないほど日本人が愚鈍化してしまったのだろうか


変わらないのがいいのだろうか


選挙ポスターの政治家は
今は何をしているのだろうか

そのあまりにも短く
あまりにも非力なそのくそみたいなプライドで
何をしてくれているのだろうか


自分の非力を彼に投影しながら
1年を迎えようとしている