少し涼しくなった夕方
近所の河原に散歩に出かけた
何時も乗る電車が陸橋を通過してゆく
土曜日の夕方故もあって
乗客はまばらである
何時もあの列車に
すし詰めになって乗っている
自分を含めみなが
渋面を作って
それぞれの悩みを抱えて
電車に揺られて移動してゆく
そんな電車を
散歩をしながら
夕暮れの風に吹かれながら
眺めていた
電車が子供が遊ぶ模型の
プラレールのように見えた
なんか滑稽で
カッコ悪い電車がガタンゴトンと陸橋を渡って行った
あんなカッコ悪いおもちゃみたいな電車に乗って
何時も険しいカオをしているのか・・・
と考えてみると
なんか笑いがこみあげてきた
おもちゃじゃないか・・・・
何を悩むことがあるだろう
と思えてきた
電車はそれなりに大きい轟音をとどろかせて
陸橋を走っていった
夕陽を背にして
通過していった
その電車の前面の顔が
どう見てもかわいらしくコッケイに見えて
そんな電車にいつものっているのだから
そんなに物事を難しく考えることもなかろうと
なんかそんなことを想った
なんか
夕暮れのなかを一人歩きながら
笑いがこみあげてきた
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