2011年11月12日土曜日

坂の上の雲の上

三年越しで撮影している
NHKスペシャルドラマ坂の上の雲の
第三部がようやく放映される

そのために
原作の司馬遼太郎の坂の上の雲の
再読を始めている

今の日本はたしかに
往時の坂の上の雲を上り切った
といえど
いつの間にか
雲を上りきった平原で
何を目指していいのかわからず右往左往している体である

何かを必死で追い求めているときは
苦しくともやりがいがあり
目標が明確なためにあるいみ簡単でもあった

明治に生きた日本が必死になって夢に見た坂の上の雲の上の結果が
この状態ですよと
彼らに示したら彼らはどのような反応を示すだろうか

与党民主党の現政権の閣僚の面々
産業界のことごとくの不祥事の体たらく

農業従事者の己だけの利しか考えぬ甘えの構造

独立の覇気がない自衛隊法

その雲の上に自分もふわふわと在る

懐古趣味や現状の批判だけでは駄目で
己の緒を締め直せと
しきりに
本の中の明治人どもが訴えてくる

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