土曜日の朝もおおかた6時半ごろには目が覚める
若い時はピクリともしなかったものだが
なんとも不思議なものだ
土曜日出勤のかみさんを送り出してから
間髪いれずに布団を上げ
ゴミを所定の場所に捨て
各部屋にまんべんなく掃除機をかける
こんなことも若い時なぞ
自ら体を動かしてするようなことはなかったのだが
これも歳月のなせる業か
部屋に新鮮な冬の空気を循環させ
朝日の柔らかな光に手を合わせる
本来であれば1カ月に一回いかなければならない
血圧の薬を
今回は2カ月あけた
久々に朝一で病院にいくも
朝九時からもう玄関先に行列ができている
健康であることが大切であるなあと
ひとり考えた
6週間分の薬をもらい
安堵した
昼過ぎに地下鉄に乗って
高田馬場へ
カミさんと落ち合う
高田馬場から早稲田へ向かい
大隈講堂を一瞥
佐賀出身の大隈は
財務に優れ
教育にも熱心だったという
その結果がこの堂々としたWの学問の府である
といえど
かれは西郷をしてウドの大木と陰でいい
西郷の懐の深さを最後まで理解できなかった
ゆえに私も大隈には共感ができない
今にして思えば
ここに入学しなくてよかったとも思ったりした
早稲田を抜け
メジロを過ぎ
水道橋まで行き着いた
さすがにお互いに腹も空きすぎている
もともとは
馬場かそのあたりで昼飯でもいくのが当初の思惑で
何時の間にか散策する間に
時刻も二時近くになっている
ここまで腹が減ると
やはり日本的にガツンとくるものがほしくて
結局蕎麦屋に入り
ひれかつ丼セットをいただいた
うまい 日本人でよかった
水道橋から
東京ドームを目印に飯田橋まで向かい
東京大学を一つの経由地として
上野まで目指した
最終目的地は浅草としたが
さすがに上野まで行き着いたときは
足にもおおかた疲れが来ている
結局上野から浅草へは
銀座線にて
浅草は何時も多いが
この日はとみに多い
群衆である
酉の市らしい
こんな日本文化が連綿と続いているのもいい
目当ては私の靴である
けっこういいのを2足購入し
帰りは地下鉄を乗り継いで帰路に就いた
土曜の昼下がりに散歩するのが本日の本来の目的で
その目的はそれなりに完ぺきに成就できた
わが万歩計は20000歩を超えていた
これも満足に喜びをつけたしてくれた
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