日曜日にもかかわらず朝から御成門へ出向く
久しぶりのTOEICテストである
日ごろ勉強らしいこともしていないが
受けることによって少しずつ昇ってゆこうと考えている
2時間のテストが終わって
街中に出るとすがすがしい
日ごろ人込みのオフィス街は
休日は穏やかにたたずんでいる
秋の空が高い
緑揺れる枝葉越しに望む
どこまでも高い青空を見ていると
いつしか心なごみ目頭が熱くなってきた
なんと美しい青色なのだろうか
何ともいえずやさしさあふれる柔らかな空色である
生きている緑の葉の緑色と
薄い雲の白色をまぶした柔らかな空の色を望みながら
人知れず生かされていることに
心から感謝した
生きていてよかった!
首を目いっぱい上に向けて
空を仰いだ時
心なしか体内の何物かが
大いに入れ替わったような感じで
大いなるエネルギーがみなぎってくる感覚にとらわれた
日比谷公園の深緑がそよいでいる
秋の心地よい風に揺られながら
木々が生の喜びを唄っているようだ
若い時分は秋という季節は
どちらかというとあまり好もしく思っていなかった
それがどうであろう
最近は秋の素晴らしさをことごとに感じる次第である
皇居には人がたくさん出向いている
人それぞれに柔らかい笑顔が印象的だ
日本人にとって天皇とはそんな存在なのだ
柔らかな象徴
秋の陽光を浴びて
みながそれぞれに皇居周辺を散策している
足はそのまま伸びゆき
駿河台の方面へ歩いた
ここは19歳の時に
初めて薩摩から出てきた場所である
ニコライ堂の鐘の音が
ひびいてきた
何とも言えず荘厳な響きだ
青春時代の甘酸っぱい空気感と相まって
心地よく街並みを歩いた
秋葉原から上野まで足をのばし
踏ん張り踏ん張りして
茅場町へ
秋の散策は
体調もさることながら
精神的な安定感をもたらすようだ
少なくとも自分にとっては
とても心地よい作業なのである
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