いろいろと定義付け出来ると思うが
その中の一つに
インセンティブでいかようにも動いてしまうという
性格があるように思う
春のこの時期は各企業の人事の改変があり
新社長です!と顔写真が新聞に載る
その見ず知らずのオジサンだらけの
顔のオンパレードを見ながら
おお頑張って一応頂点にまでいった人の顔なのだな
という何かしらの感慨があった
何を犠牲にしてか知る由もないが
その歳で【一企業の社長】という
金銭的だけでなく
何かしらの人間としての優越感
はたまた社会的なステータスみたいなものを
手に入れた人たちの顔顔である
そんな顔のなかには
いかにも脂ぎったおじさんもいれば
なかなか
今の自分なんかよりも若い人たちもいる
優秀なんでしょうなあ~
人間はインセンティブをぶら下げられると
いかようにも動かしうる生き物なのである
そんな新社長たち
いろいろ大変なこともあっただろうな
いろいろ屈辱的なこともあったことだろう
家庭がうまくいっている人もいれば
会社のためにすべてを注ぎ込み
いつの間にか家庭を顧みることなく
社長というステータスと引き換えに
かけがえのないものを失ってしまった人もいるのだろう
人間
とくに男性というものは
ナマな部分での生命の力は
女性に及ぶべくもないから
その弱さを隠さんがために
この現世における目に見える序列の中で
自分の強大さ権勢を見せつけんがため
そんなはた目から見れば
何のことはない
小さい世界での出世競争に
目の色を変えるのかもしれない
人生何がいいのか本当にわからない
家庭第一で
仕事はその手段という
割り切った考え方もある
しかし人間として生まれた以上
社会の中の構成員でもある
ひ弱な個としての自分を
陰に陽に手助けしてくれた社会に対して
自分なりの恩返しをしようと
その具体的手段が
会社生活であり
それゆえ
会社での仕事に対して
自分なりに誇りを持って
立ち向かっている人もいるはずである
限られたものをどのように活用し
自分自身に与えられた時間を
どのように過ごしてゆくのか
そんなことを考えると
神様はよく作られたようで
人生というのも一律というものはない
となれば
平凡とか普通なんてことも有りようがなく
やはりひとつの限られた命を
自分なりに燃焼させて
そこに人間としての十足感を得ること
そんな感じだろう
そうとなれば
何も知らないくせに
新聞の社長さんに難癖つけることなど
ナニサマということになるし
おまえさん自身も
しっかりと頑張りなさいという
天の声が聞こえてくるようである
がんばらんといかん
どげんかせんといかん
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