2009年5月10日日曜日

アニメに想う

最近のテレビ番組は何かしらとても疲れる

こちらが大人びてしまったのか
はたまた向こう側のモラルが著しく低下したのか
なんとも視聴していると
何かしらいらいらと疲れてきて
リラックスするために観ているのに
逆に疲れてしまう

子供のころは
そうではなかった気がするんだけどなあ・・・・


先日BS放送で
アニメソング特集をやっていた

往時の人気アニメソングを
その歌手本人が
今その場のステージで歌うのだ
いわゆるバッタものではなく
完全にオリジナルである

ささきいさお
を筆頭に
当時われわれが一生懸命に観ていた
アニメソングを次から次に繰り出してくる

とても充実して
いつの間にか心は往時を駆け巡っていたのだが
その時思ったのは

まずは
【歌がうまい!】
ということであった

かれこれ20~30年前の歌を
現役当時とそのままの音色で
のびやかに歌っている

まさに
【レコードと同じ!!】
なのである

30年もたっているから
その本人も当然当時の現役時代から
30年の歳月がプラスされているはずである

それにもかかわらず
若々しくのびやかに
それでいてまったくぶれず
恥ずかしがらずにシャウトしている

そこに
【プロフェッショナル】
を感じたのだ

2時間というどちらかといえば長い時間の中で
次から次へと
おいしい歌が繰り出されてくる

常に声をだすなどという
プロとしてのメンテナンスを
欠かさずにしているのだろうなと
歌自身に酔いしれながらも
心の片隅で
そんなことを感じたりした

それにしても
歌詞といい
メロディーといい
しっかりと頭の中に刻印されているものだあ

子供の時に
ビデオなどもなく
その場その場で観ていただけであるのに
焼印のごとく
しっかりと記憶されているのである

眼をぎらぎらさせながら
集中してアニメを見ていた往時の
自分のことが思い出される

その時は
まさか記憶しておこうなどという
よこしまなことは全く考えず
ただひたすら純粋に
その番組そのものを楽しんでいたにすぎない

それにもかかわらず
しっかりと刻印されているのである

今となれば
このことは覚えておかなければ・・・
などと意気込んで対峙するものほど
滑り落ちる砂のごとく
記憶からすり抜けてしまう

なんとも人間に備わっている
能力のようなものを
感じ入ってしまった


そのアニメソング特集を観て以来
何本かDVDを借りてきて
昔のアニメを楽しんだ

いまのTV放送番組などより
何倍もよかった

勇気づけられたり
ほろりとしたり
笑ったり、はらはらしたり・・・・・


少なくとも
馬鹿さを売りにして
どんちゃん騒ぎして
いたずらにノイズばかり発している
今の公害のごとき
バラエティー番組よりも
何倍も内容がよくて
心にも入ってくるということが改めてわかった


内容そのものに作り手の
魂らしきものが入っていて
それが観るほうの心の琴線に共鳴するのだろう

そのアニメは
たまたま
キャプテンであった

いまの自分ばかり目立とうと
視聴者のことはテンで馬鹿にし
はては視聴者不在の
自分本位の番組とは
それこそ雲泥の差なのである

0 件のコメント: