2009年6月20日土曜日

愚直さの効用

体重が重いために
過度の運動は控えなければならない

膝への負担を避けるために
走ることはあまりお勧めできない

そんなことで
運動といえば
穏やかに散歩をすることにしている

何ともおじさんになったものだ

前を歩いているおばさんがいる
歩行姿勢は
いいとは言い難く
腰も曲がっていてぎこちない

自転車にたとえると
潤滑油が久しく注されていない
錆びついた自転車のようで
ギーコギーコと
あまり耳に心地よくもなさそうな音が聞こえてきそう


そんな歩き方で私の前を
ぎこちなく歩いている

といえど
そんな姿勢にも関わらず
私などより歩きなれているのか
なかなか抜き去ることができない

均一なペースで
一歩ずつ歩行しているのである

途中 私の靴ひもがほどけた
しゃがんでしっかりと結びなおす
それを契機に屈伸運動を始めたり
腰を曲げたりと柔軟運動を始めた


ほんの少しの時間歩行を中断した


よしまた歩こうかと
前を向いたら
さっきのおばさんが芥子粒のごとく小さい


はるか先のほうに行ってしまっているのである


【絶え間ざる歩みおそろしカタツムリ】

何ともあんなぎこちない歩行で
少しづつの歩幅だったのに
それなのに・・・・

結局そのおばさんには追い付くことができなかった

最近体調のことを
少しく考えるようになって

愚直さの必要性
みたいなものをひしひしと感じるようになった

効率化ばかりが目に行きがちで

愚直に一つのことを一歩ずつという作業が
最近ないような気がする

散歩をしていたり
プールを歩いていたり
はたまた久しぶりの英語を勉強していたりする時

何時も脳裏にかすめるのは

こんなことをして
意味あるのだろうか・・・・

というような否定的なことを
何時しか考えている

そして愚直な一歩ずつの作業が
何かしらとても非効率に感じられたりして
そんなことを勝手に自分の中での
言い訳にして
そんな単調な作業を
すぐ中断してしまう


【愚直に一歩ずつ】

こんなことが実は自分のマイブームに
なりつつある

愚直でもいいのではないかい

何をそんなに急いでいるの

あなたはそんなに忙しい身分では
ないのだよ・・・

そんな天の声が聞こえてきそうだ

愚直に一歩ずつ
愚直に一歩ずつ・・・


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