2013年5月1日水曜日

入院

慶応病院にいったのは
3月の30日だった

信濃町の駅を降りるとすぐに
慶応病院はある

桜の満開の時期で
桜の華やぎと
自分の体調とのアンバランスに
少しく気はめいった

これまで
大学病院などにかかることは
人のお見舞い以外にはなかった

ロビーに座る多くの人々をみて
世の多くの人はみな
何かしら背負って生きているのだなあと
心に思った


診察を受けるのは
神経内科


この科自体に自分がかかわるのも
当然ながら初めてである

診察を待つ人たちは

車いすの人や
極端にやせた人など
様ざまだった


診察した医者は
50がらみで
やけにはきはきとずけずけと物をいう


その医者が診察することを
横で看護士が
その都度パソコンに入力してゆく

右目を確認し
目の前で歩行させ
両手に力を入れさせ

左右
上下
に目を動かす


じゅうしょうきんむりょうくしょうの
疑いあり

入院の必要ありますな

筋電図
CTの必要もあり

その場で検査の予約を入れていく


入院できますか
病室は個室、複数部屋?


矢継ぎ早の質問に
半ば呆然として

入院ですか?


じゅうしょうきんなんとかってなんですか

字はどのように描くのですか


重症筋無力症です

筋肉が動かなくなる病気です




予想もしない展開に
待っていてくれたかみさんにも
しばらく口をきくことができなかった

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