ひとしきり読書をし
読み疲れたらひと眠り
ひと眠りし脳がすっきりしたら
また違う本を読み進む
何かにつかれたように
書物を読んでいるが
その先に明確な目的地のようなものなどない
何かを獲得し
自分の立ち位置をここからどこかの場所に
移動させたいなどという
目標もないまま
ただただ活字の追い続け
そのイメージを脳内に像として結び
物語を咀嚼してゆく
夏の朝は目覚めが早い
6時に目覚めて
新聞をひとしきり眺める
昨夜読み止しの本に目を通す
7時半ごろ布団をあげて
すべての部屋に掃除機をかける
ほこりのたまった個所は
かるくふく
燃えるゴミと燃えないゴミの
分別された二つのビニール袋を
1階のごみ収集所へもってゆく
読み終えた本を20冊ほどひもで縛り
ゴミ収集所の書物雑誌の個所へもってゆく
ひとしきり作業をおえて
落ち着いたのは8時半だった
嫁はんは仕事にいっている
置いて行ってくれた
昨夜のお土産のコロッケパンを
かくる電子レンジで温めて
食べる
冷たい水が心地いい
洗濯物を室内に移動する
今日は昼から雨の予想だ
9時半に家をでる
スポーツジムへ向かう
10時過ぎのスポーツジムは
人が多い
みな健康に熱心である
水着に着替え
はなから平泳ぎで泳ぐ
平行に行きかいながら
他人に迷惑をかけないように
ひっそりと右側通行で泳ぐ
何かを払しょくしたくて
ひたすら泳ぐ
10代の若者でもあるまいに
ひたすら己の体を酷使して
何事がが生まれることを淡く期待しながら
ひたすら泳ぐ
気づいたら12時である
さすがに疲れて
歩行コースで静かに歩く
30分あるいた
12時半から水中ダンスのコースに出る
おばはんおじさんに交じって
ピッチの速い音楽に合わせて
水中を舞う
舞って舞って45分
頭から汗が噴き出しているのがわかる
嫁と合流
さらに30分のダンスコースにも出る
華麗に舞う
おじさんは舞う
ジェットバスで体をほぐして
へとへとの体で心はすっきりしている
夕刻早速ビールをのむ
冷えた缶ビールが心地いい
早めに夕食を二人で楽しむ
平和な時間も確実に過ぎゆく
仕事が怖いわけではないが
休日が過ぎゆくのは悲しい
仕事をして自分を維持し
何を求めるのか
人生に明確なゴールなどあるのか
さてさて疑問は尽きねど
それとて幸せな悩みには違いない
戦争のことも震災のことも
紛うことなきこの日本で起きたことで
自分は実際にその日本で
そのように安穏に悩んでいる
そんな土曜日
すでに息苦しいほど眠い
何かしら若々しいすごし方のようだ
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