それにしても若い時は己が体をいじめたものだなあ
酒の量をきそってみたり
たばこをいきがってふかしてみたり
部屋がきたないことに
なにがしかのかっこよさのようなものをみいだし
私生活が汚れすさんでいることすら
わけもなくときとしていきなものなどと
かってにきめこんで
せっせとそんな自堕落な生活を漫然とすごしていた
親が与えてくれたこの五体満足な肉体は
そのような自堕落な生活にも
しっかりとリカバリーしてくれたし
どうにかこうにか大病もせずにこれまですごしてこれた
このことは
神様仏様に感謝せずばならぬ僥倖にほかならない
ときに人間は
乱れたことにひき寄せられたりもするが
それが人間の限界
というよりも瑣末な衆生としての
自分の限界なのかもしれないなあ
ポテトチップを食い荒らし
ビールやコーラをあおりたて
なにやら意味もない愚劣なテレビを垂れ流し
ズんチャかずんちゃか
騒音のような音楽を大きな音量で
これでもかと耳に投げ入れてゆく
そんな自堕落な時間を過ごして
何時までも自分は堅牢であると
若さにのみしか恃むことがない
か弱き無様な青春時代
そんな自分も否応なく時が過ぎれば
体は劣化してくる
アレレと気づいたら
さすがに四十も過ぎている
四十の関所をどうにかこうにか越させていただいた
さてさてこの己が有限の人生
これから感謝の意をあらわすよすがとして
何をなして生きてゆくべきか
ここが思案のしどころであろうかなあ
0 件のコメント:
コメントを投稿