5月3日は憲法記念日である
その日にあたり
憲法のことを考える
となるとどうしても終戦時のことを
詳しくしりたくなる
知れば知るほど
なんと愚劣な戦後の時間が流れているのかと
感じる
といえど
今の溶解寸前のただれた平和を享受しているという事実は
紛うことなき事実だし
何とも日々考えさせられる日々が続く
そんな
5月3日
かみさんとふたり
朝早く電車に乗り
明治神宮にむかう
原宿前の喧騒を抜け
ひとたび大きな鳥居をくぐると
神韻とした荘厳な空気に包まれる
神宮の杜というが
実はこの杜は大正時代に人の手で造られた人工の杜だという
明治帝が崩御せられ
そのお墓は京都にと決まっていたという
といえど
ぜひ東の京にその御霊は鎮めまいらせてほしいという
往時の人々の熱い想いが
明治神宮を作らせた
いまはおしゃれな原宿表参道は
当時はその名の通りその大きな参道から
明治神宮へいたる神聖な路だった
ということで
明治神宮は
明治天皇と昭憲皇太后が祀られている
「よもの海みなはらからとおもう世に
など波風のたちさわぐらむ」
明治帝に手を合わせ
明治神宮から表参道を歩く
おしゃれな街並みが続いている
休日の朝は時間が緩やかである
青山通りを横切ると
青山墓地である
幾多の御霊が心安らかに眠っているのであろう
線香の香りに心休まる
乃木坂をこえ
ようやく赤坂である
ここで昼の時間になったし
雨もちらついてきた
かみさんとふたり小休止
赤坂で昼飯としゃれこんだ
午後はかみさんは美容院にいくというので
大手町でわかれた
自分はどうしても英霊に手を合わせたくて
大手町から九段下へ
靖国神社に向かう
憲法記念日とあって
おおかた予測していたが
駐車場には仰々しい右翼街宣車が何台も駐車してある
皇国の一戦なんとやらと
達筆な毛筆で記載してある
なんともなんとも
ひとり境内はいり
鳥居をくぐると
右翼の連中がいる
それぞれの構成員の面構えは
何ともたるんでいるし
ピアスをしていたり髪は下品なチャパツである
オメシものはカーキ色の
不良のトッコー服のようなものである
なんとも英霊に申し訳ないし
見ているとうっとおしい
自分らの行為の目的がなんであるか
まったくわかっていないらしい
少しは勉強しろと言いたい
自分の考えを
強引にみぎひだりに大別するならば
右寄りかもしれない
といえど彼奴等の行為にはまったく共感を覚えない
ちゃんとした庶民の方ほど
よっぽど自分の国のことを想っているはずである
拝殿にのぞみ
二拝 二拍手 一拝
で手を合わせる
九段下から坂をくだると
神保町である
古書店をあるき
駿河台にいたる
この辺の街並みは好きである
自分の青春時代の思い出がかすかにあるからである
雨が降り出した
雨が降れが傘を差せばいい
雨がやめばまたたためばいいのである
どしゃ降りの中
かさをさして濡れることもなく
大手町までひとりあるく
そんな感じで
5月3日の休日がすぎた
20000歩をあるいた
すこしうれしい
夜のビールも進むはずである
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