2009年7月20日月曜日

神宮の森

葛西から高田馬場まで地下鉄で移動する

そこからJRに乗り換えて
若者の聖地原宿までは
高々10分程度である

原宿駅で降りる

若いのでむせかえっている

別に本日この地で
特別な祭りは予定されていないはずである

ゆっくりと行列して
ようやく改札出口

電車を降りてから
5分以上かかった

改札を降りても
若者ばかりである

日本人以外の人々もたくさんいた

この場に充満するエネルギーは
すごいですな・・・


私の目的は
駅を降りてすぐの明治神宮である

夏の盛り
神宮の森を散策したくて
ふらふらとやってきた

駅近くのコンビニで
ヘルシア うめを購入

脂肪燃焼のための
細かな気遣いは忘れない

鳥居を一歩入ると
神韻あらたかな厳粛な空気に包まれる

今まで聞いていた音楽のスイッチを切る

自然の音と一体になりたい


自分の足で
砂利を踏みしめる

その一定のリズムと
吹き抜ける風にそよぐ木々の涼しげな音が
耳に心地いい

砂利を踏みしめながら
森の木々の間から覗く夏空を望む

蝉の声が夏の季節を
力強く喚起する

静かに歩を進める

本殿についた

ここは当然のことながら
明治帝を祀った神社である

その森を散策しながら
往時に想いをしのばせる

鎖国状態の日本に列強が押し寄せ
かたくなに尊王を信じつつ
新しい時代を命がけで創造した
明治という時代。

その象徴であられた明治帝を祀った場所


森の中とはいえ
夏の暑気は
容赦なく汗を出させる

それでいて心地悪くはない


静かに心を静めて
神宮の森の散策は続く

むかし鹿児島であるいた
森の中を思い出す

自然の幾多の音がないまぜになり
その音と森の匂いが
自分の過去の記憶と渾然一体となり
何時しか想念は過去と現在を
まだんなく行き来し始め
何かしらスピリチュアルな感覚が
自分の周りを取り囲み始める


夏の森の中の散策は静かに続く

考えてみれば
ここは都会のただなかである
そこは原宿であり
となりは渋谷である


風にのって
都会の雑多な音が流れてくる

それでいてここは神韻な森の中である


砂利を踏みしめて
過去を散策する時間は
いつの間にか過ぎゆきた

神社の鳥居を後にし
原宿の表参道に出ると
人だかりの列が遠くまで続いている

何か祭りでもあるわけでもあるまいが
何故このように人が多いんじゃ

とはいえ
これはエネルギーでもある

無気力な若者などより
全然いいではないか

暑いさなか
何かを求めて人は都会に出てくる


私はそんな雑踏がいやで
即座に地下鉄に乗った

汗をかきすぎたTシャツに
電車の冷房が冷たい

いつしかヘルシア ウメ味も
飲み干していた

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