2010年1月6日水曜日

今年の正月もあけて

新しい年が始まる時は
何かしら気持ちもおごそかになる

そんな気分は
おそらく文化というもので
何とも説明のしようもない
この清らかな気持ちは
日本文化というものだろうか


めでたさも
ちう位也
おらが春

初夢に
故郷を見て
涙哉

春立つや
愚の上に又
愚にかえる

初空の
祝儀や
雪の
ちらちらと

ここまでは
小林一茶


十万の
常備軍あり
国の春

今年はと
思うこと
なきにしもあらず

大みそか
愚なり
元日
なお愚なり

ここまでは
子規


日本にとって
年末から正月にかけては
その物質的な環境は変わるものの
感興としては
昔からあまり変わっていないのかもしれないし
そのことが
風雪に耐える
文化なのかもしれない


そんな感慨は
当然ながら
他国の人なぞには
わかるはずもないし
こちらとて
異国の文化的匂いなぞ
十全にわかるはずもない

そんなそれぞれの独自の文化があって
始めて
普遍化可能な
文明があるはずである


さて
本年も
わが国ですごす平和な正月はいつの間にか過ぎゆき
新しい起動の日を迎えた

とかく暗い話題のみ
いびつに大きな声で
聴こえてきたりするが
何をするにも人であり
故にこそ
文化に根差した元気が大いに必要だと思う

元気に腰を上げてゆこう

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